梅原真とニワトリノニワ(と私)

新年早々、嬉しい事が。

昨年訪れた、高知の養鶏農家さんの「ねはんの里」、改め、「ニワトリノニワ」が、なんとNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられる事になったそうです。

 

放送予定

※石岡瑛子氏死去の関係で、アンコール放送が急遽決定された関係で梅原さんの放送が変更となり、1週伸びたそうです。(1/31追記)

 

昨年の年末、「ねはんの里」のデザインを梅原さんが手がけ「ニワトリノニワ」に生まれ変わりました。

その「ニワトリノニワ」誕生から、商品がお店に並ぶまでの一部始終(かどうかは番組をまだ見てないのでわかりませんが)が放映されるようなのです。

そこで、何故私が嬉しいのか、というと、、。

 

そもそものきっかけは、夏に高知にある「ニワトリノニワ」の池田さんの所へお邪魔した際、梅原さんの話題で盛り上がった事がきっかけです。
池田さんも、以前のブログにも書かれていましたが、いつか成功して梅原さんにデザインをお願いしたい、という夢があったそうです。

その後、東京に戻った私は、池田さんの理念に深く共感し、何かお手伝いができないかと、ずっと考えていました。そして梅原さんの講演会に行った時の事。

その時の講演会のお題目は「デザインは人生相談」という梅原さんらしい名目でした。そこでピンと閃いたのです。ひらめいてしまったのです。

講演会が終わった後、質疑応答の時に、思い切って手を上げ、気づいたら、のたまわってしまっていました。

 

「自分の食べる物よりも高価な餌を使って頑張っている養鶏農家さんがいるのですが、明日にも潰れそうなんです。その人の人生相談に乗ってもらえませんか?」

 

自分の中で、スティーブ・ジョブス並に尊敬している梅原さんにいきなりこんな事をお願いするなんて、しかも講演会の質疑応答に。今や日本全国引く手あまたの状態で相当忙しいはずなのに、失礼にも程があると思いつつも、ここ近年で一番緊張した場面でもありましたが、この講演会のタイトルは「デザインは人生相談」というお題で、断る事もできない流れもあり、呆れたような観念したような感が若干ありましたが、快く受け入れてもらいました。会場も笑いの渦。でしたが、良い子のみなさんは真似しないでください。梅原さんが講演会出来なくなりますから。。。

 

公演後、お詫びと共に改めて頭を下げてお願いしたのですが、なんとも穏やかに優しい口調で引き受けてくれました。

その後、なんと「ねはんの里」という屋号から変更、パッケージデザインも完成。その経緯が、梅原さんの仕事の紹介として放映される事になりました。

元々、池田さんの作る卵や、経営、営農理念など、「ココロザシ」が素晴らしく、梅原さんの「ココロザシ」が共鳴したからこそ引き受けてくれたんだと思います。おそらく僕がこういった形で関わらなくても、いずれは池田さんと梅原さんは巡りあっていたとは思いますし、ココロザシが合わなければ、どんなにお金を積んでも、土下座をしてお願いしても引き受けてはくれなかったでしょう。

今回の事で、僕は単なるきっかけ作りでしかありませんでしたが、少しでも梅原さんの仕事に関われた事、「ご縁をデザイン」出来た事、そういう機会に巡りあわせてくれた事に、自分の事のように嬉しく感じました。同時に、池田さんに出会うまでには、同じ高知の養鶏農家さん「しゅりの里」さんとの出会いにも感謝ですし、そういう環境にいたそれまでの様々な事に感謝です。

また、デザインが完成するまでを知れ、梅原さんの流儀の片鱗に少しでも触れられた事に感謝です。

そして、みなさん是非番組を見てください!
さらに、ちょっとでも気になったら、ぜひ「ニワトリノニワ」の卵、一度試してみてください。

池田さんの理想は、テレビに取り上げられる事や、多く売る事ではなくもっと大きな所にあり、今回の放映も一時的なものと捉えていらっしゃるようですが、こんな機会は滅多にある事ではありませんので、本当に嬉しく思います。少しでもニワトリノニワの理念が、多くの人に届きますように。

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梅原さんがこの仕事を引き受けてくださった後、再度梅原さんとお会いする機会があったのですが、その際に「いつか梅原さんと『仕事で』ご一緒出来る事を目標に頑張ります」と伝えた所「あぁそうですか」と呆気無く言われてしまいましたが、その瞬間から、尊敬の対象としてただ憧れるのではなく、同じデザイナーとして梅原さんと仕事が出来る位に成長してやる、と固く誓ったのでありました。。

 

梅原さんってどんな人?って方はこちらを見ると、その凄さがわかります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091021/207732/

ニワトリノニワ ホームページはこちら
http://niwatorinoniwa.com/

2 Comments on “梅原真とニワトリノニワ(と私)

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