ノンバーバール領域を聴く

また間が空きました。
色々と詰まっているので、心に余裕が無い証拠ですね。まだまだ精進が足りません。

最近のハイライト

某地元企業案件のヒアリング。
企業内の各部署の部長、課長クラスが集まり総勢10人程度の打合せ。

このような各部署が集まる際のヒアリングで大事なのが、言葉として出てくる内容と同じ位、言葉にならないメッセージを読み取る事。

「ルビンの壺」のように、言葉として出て来る内容と、言葉として出て来ない深い所のメッセージを読み取る事で、クライアントの本当の魅力を引き出す事が出来る。

これは、言葉で伝える事が出来ないのがもどかしいが、ノンバーバル(非言語)なアンテナを巡らせてキャッチするしか無い。パートナーのライターさんも、かなりのヒアリング能力の持ち主で、この辺のニュアンスが言わずもがな一致するので、一見バラバラのような社内の意見をピタっとベクトルを合わせて提案に変えられる。

歴史のある会社は、その歴史が長いほど、その組織のDNAが構築されている。そのDNAを読み取って背景を理解し、非言語領域にどれだけアクセス出来るかが、大きな成果を出す為の鍵とも言える。

今回のヒアリングでも、途中ミーティングのメンバーがスケジュールの都合で入れ替わったりする度に、話の流れが2転3転し、最初言っていた事と真逆の内容になったりするが、こちらは一切うろたえる事も無く、淡々とその背景を読み取る。

ヒアリング後、提案の方向性のすり合わせも短時間で終了。お互い議論する必要も無い程に、提案の方向性もバッチリ噛み合う。本当に恐ろしい程。

クライアントワークで良く「クライアントとの折衝や提案がうまくい咬み合わない」というような相談を受ける事があるが、上記のような非言語の領域をうまくコントロールする事が出来ないと、当然クライアントとのやりとりは苦労するだろう。
逆に、言葉で聞く以上に、その場や、クライアントの存在そのものを「聴く」事が出来ければ、あるべき姿が見えて来る。

パートナーのライター氏は、ノンバーバルを「観る」「聴く」だけではなく、メッセージとしてノンバーバルを発信する事も出来るそうだ。それはちょっと自分にはまだ到達出来ない領域。さすがに、文字、声、音楽、心体とあらゆるコミュニケーションを極めているだけある。

画像はルビンの壺。壺を見るか、人の顔を見るか。それは表裏一体。言語領域と非言語領域のメタファーとして良く用いられる絵ですね。
Rubin2

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